七夕

ラインで送られてきた一枚の写真をみて、今日が七月七日だったと気付く。
グループライン内の会話を目で追っていると、写真の送り主は、有名な七夕祭りに行ったようだった。隣県の地名だったが、七夕祭りが有名だと初めて知る。後ほど調べてみると、日本三大七夕祭りの一つだと分かった。

先日、商店街の天井から吊るされた、大きな吹き流しを見た娘が、
「これって、七夕の飾り?」と聞いてきたことを思い出した。

娘の自宅近くで、その吹き流しを見たきり、七夕らしきものに出合っていない。
何かのイベントの際には、スーパーではパーティーセットなる焼肉セットや、お寿司セットなど店頭で並ぶが、今日の日は特別なことでもないようで、それらしきものはなにもなかった。笹を持った子供も、そういえば見掛けていない。

 

随分昔、近所で笹をくださるところがあった。
子供は小さい体で、大きな笹を持ち帰る。折り紙で飾りを作り、短冊には願い事を書き、七夕を楽しんだ。

この頃、小さい子をみると懐かしくもあり、同時に本当にとてもとても小さいのだなと思う。

子供の成長、私自身の成長、ときには、私が子供の年齢だったときのこと、親が私の年齢だったときのこと、育った環境など、回顧することが増えた。

 

今日は七夕だ。
やりたいことに対する願いや、できないことに対する願いなど、いろいろ願いはある。

けれども何より願うのは、”健康な体でいられますように”だった。