受験番号はなかった。
そろそろ時間だと意識しつつも、家事をひと段落終えてからパソコンの前に座った。発表時間の十時を少し過ぎていた。
何度見ても同じだ。見逃しようのないほど合格者の数は少なく、受験番号を探すのは容易かった。
試験問題は持ち帰ることができず、公開もされていない。答え合わせができないまま、合格発表の日を迎えた。試験当日には、いくつかの問題はすでに間違っていることを認識していたが、合格点に達しないほど間違いが多かったということだ。後日郵送されてくる試験結果を見るまで点数は分からない。
人生の岐路に立たされているわけではないのに、それなりに落胆した。
完璧な状態で臨んだかと言われればそうとは言えない。理解が乏しいところもあった。精一杯勉強したという実感はあったが、いや、それは最後の方で、最初の頃は一日の勉強時間も少なかった。
勉強量が足りていない、実力不足だ。
さて、今後の予定を仕切り直す。
家計の整理をしたあと、掃除をする。ここは気になるところで、いつまで経っても引きずってしまうので予定通り済ませたい。並行して勉強をする。
別の資格の勉強を始めたかったがしばらくお預けだ。
簿記二級、リベンジである。